【マレーシア旅行記 #7】ペナン島 鮮やかな色彩に囲まれた極楽寺

さて、下界を見下ろせない高台には、長居は無用。

この近くにあるという、マレーシア最大の仏教寺院という極楽寺にでも行ってみることにします。

ペナンヒルを下るケーブルカー

ケーブルカーの頂上駅までが、一苦労。

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やっとのことで、階段を登りきります。
空気は、多少ひんやりしてるのに、大汗をかきました。

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下りの客は、まだそんなにいません。

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ふもとから、観光客を満載した車両が到着。

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そして、下ります。

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ここが、すれちがうための中間駅。

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ビクトリアピークよりも高いんだから、それなりの急坂。スリルもあります。

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ふもとに到着。
ここでも、待つ乗客がいっぱい。日曜日だからね。

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タクシーで極楽寺へ

改札では、ICカードが吸い込まれちゃいました。記念に持って帰りたかったのに。

ところで、ここから極楽寺。近いとはいっても、バスかタクシーで行く必要があります。

バスで行く場合は、極楽寺の手前の集落で降りて、そこから徒歩20分くらいとあるので、時間節約のためにも、タクシーで極楽寺の入り口まで行ってしまうことにしました。

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タクシー乗り場に声をかけます。
発音が悪いと通じないので、「極楽寺」のマレー語を示すと、「わかった、わかった」

15リンギットでした。

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タクシーはエアコンがガンガン効いていて快適。

運転手が、「アフター?アフター?」と話しかけます。

極楽寺のあとはどうするんだと、聞いているようです。
たしかに、極楽寺の入り口まで行ってしまうと、公共交通機関はもちろん、タクシーさえもないようです。

私の顔色を見透かしたように、「トータル40リンギット」と言ってきます。

つまり、極楽寺のあとジョージタウンに帰るんだったら、それも乗せて行ってやる、トータル40リンギットでどうだ?  とのこと。

運転手は、つづけて話します。

「極楽寺は、おそらく1時間もあれば十分みれるだろう。今、11時45分だ。13時に、迎えに行ってやる。オーケーか?」

極楽寺見学の後は、一刻も早くジョージタウンに戻りたかったので、ありがたく運転手の申し出を受け入れました。

運転手としても、ちょうど、昼の1時間。自分はランチでもしてれば時間が潰せると踏んだのかも。

ま、トータル40リンギットなら、法外ではないでしょう。

 

以上のようなやりとりをして、極楽寺入り口の駐車場を降りました。

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「この場所で13時だぞ。」と笑顔でいって、走り去るタクシー。

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あらためて極楽寺の全容を眺めます。
極楽寺の象徴パゴダがそびえ立っています。

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まず、中に入ります。とにかく暑い。なにか、体が冷えるもの・・・

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アイスクリームで、体を冷やします。
空気のひんやりしてたペナンヒルから下ってくると、この蒸し暑さがこたえる・・

とても、極楽って感じはしません(笑)

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おお、小さい子供もリュックを背負って頑張ってる。暑さなんかに負けてはいられません。

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しかし、参道には、お恵みを期待する路上生活者が・・

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花と仏像で彩られた極楽寺

さて、登ってみましょう。
マレーシアどころか、東南アジア最大級の規模の寺院。
たしかに、迷宮のように広がっています。順路はどうなってるのかな・・

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観光客がいるので、迷うことはなさそう。

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1890年から40年の歳月をかけて造られたらしい。

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極楽寺の名にふさわしく、色とりどりの色彩が使われています。

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整然と並んでいる仏様。

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じっと眺めてると、極楽にいけるような気がしてくるから不思議・・

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寺院の回廊から町が見渡せます。

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上もあるんだ、登ってみますか。

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この寺院には、何体の仏様がいるんでしょうか?

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運転手と約束した時間は1時間なので、そんなに時間はありません。
パゴタのほうに行ってみますか。

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草花が、もっと咲き乱れていたら、極楽寺という気がするかも。

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パゴタのほうに行く前に、観音聖像のほうに行ってみます。

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途中の道は、お土産屋さん通り。

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観音聖像はエレベータで上がるみたい。
しかも、次の稼動まで時間があるみたいなので、辞退します。

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ここでまた水分補給。
以前は、すぐ汗になることはわかっても水分補給でしたが、近年は、汗が出ることはわかってるんだから、あらかじめ水分補給。

でも、汗かいてヒイヒイ言ってるのは私ぐらい。

地元の人たちは、平気な顔してる。なんでだろ???

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パガンに行く途中の礼拝堂。

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みなさん、お祈り中。

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素敵なローソクたてです。

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線香にも種類があるんですね。

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さて、いよいよパガンのふもとまで来ました。

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高さ30mパガン登頂に挑戦

中国、タイ、ビルマの3様式が混在する高さ30mのパガン。
まさに、異文化の象徴ですね。

下が中国、まんなかの派手めなのがタイ、そして上層部はビルマ。

たしかに、ビルマのパガンはあんな形してたわ・・・(懐かしい!)

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これは、ふもとの前庭。

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こちらは、1階に祭られている像。

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では、上に登っていきます。

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あれは、さっき2階まで登った仏塔。
実は、あんな上のほうまで仏様が奉られていたんだ。

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ここは、たしか2階(だったと思う?)

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さっき、タクシーで通ったふもとの集落。

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登る階段の傾斜もきつくなります。

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まだ上があります。

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たしか3階??
タイ得意の寝そべり仏様。

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吹き抜ける風が汗を乾かしてくれます。気持ちいい・・

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おっと、まだ上がありました。

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あれは、さっき登るのを辞退した観音聖像。

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ここまで登ってくると、見晴らしもかなりよくなります。
高いところは気持ちいいね。

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ずっと、町を見続けている仏様。

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またまた寝そべり仏様です。
最上階のシンボルってとこですか。

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と思ったら、さらに上がありました。
なんか、以前、中国・西安の大雁塔に登ったときを思い出します。

あのときも、この塔大丈夫?崩れない? と思いながら、登ったものです。

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うお、観音聖像が近くに見える。

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ここまでくると、さすがに足場も細く、たよりない。
高所恐怖症の人には厳しいかも。

一緒に登ってきた欧米人も、「スケアリィ・・」などといいながら上がってきてます。

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これが、最上階に奉られてる像。

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いちおう、まだ上があるようですが、立ち入り禁止。これで、満足です。

ていうか、けっこう怖い。
というのも、なんか、崩れそうなんだよね(笑)

ま、そんなことはないんだろうけど。

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細い石段を下ります。

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下りきりました。時計を見ると、運転手の指定した集合時刻13時の10分前。

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礼拝堂を横目に、入り口に急ぎます。

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あれ、正面から登ることもできたんだ。気がつきませんでした。

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さて、極楽寺入り口の門の前でタクシーを待ちます。

そして、時間通りに来たな、と思ったら、タクシーの運転手、何を焦ったのか、切り返しでタイヤを側溝に落としちゃった・・・

運転手、照れ笑いしてたけど、なんかほんとに人のよさそうなタクシー運転手でした。

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ジョージタウンの街に向かいます。
来るときも見たショップ。118ってなんだろ??

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そして、ペナン通りとチュリア通りの交差点で降ろしてもらいます。
運転手さんありがとう!

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半日で、ペナンヒルと極楽寺見物。効率的に回れたショートトリップでした。

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今回のマレーシア&ペナン島2泊4日一人旅の全行程・費用・治安などはこちらです。