ロボアドバイザー投資をやってみました

突然ですが、ロボアドバイザー投資って、ご存知ですか?

このブログをはじめて、旅以外の話題。投資の話です。

旅が唯一の趣味のような私にも、旅以外にも趣味の対象はあります。それが投資です。

投資、そう、文字通り投資です。

 

投資と聞くと、みなさんどんなイメージを抱くでしょうか。

西洋の人たちは、アジア諸国で得られる香辛料を買い付けに行く船乗りに、こぞって私財を投げました。

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このベンチャー精神!私的には、あっぱれ!です。

字面の通り、投資とは、私財を投げること。

もちろん、そのリスクの見返りに収益を期待してのことになるわけですが。

 

私はその昔、若気の至りで、信用取引や高レバのFXで、儲けたことも、大変な損失を出したこともありました。

そんな経験を人生の糧にしてきた結果、投資に対する私の答えは次のようなものに落ち着きました。

  1. 未来の予想なんて、誰にもできない。
  2. 地球規模で見た場合、GDPはこれからも成長していくだろう。

仮説1.2.を信じるならば、世界経済に連動するインデックスファンドを、ただ買っていればよい。

これは、私の自説でもなんでもなく、ノーベル経済学賞を受賞したマーコウイッツ氏が唱えた、モダンポートフォリオ理論です。

ということは、投資のことなんか考えずに、世界のETFでも買って(あるいは、毎月買い続けて)いればよい。

投資のことを勉強するなんて無駄無駄無駄無駄・・・

だって、世界のグローバル企業のCEOの方が、よっぽど真剣に利益を上げることを考えてますよ。

だったら、そのステークホルダーになって、おこぼれを頂戴しちゃった方が、よほど効率がいい。

そんな時間があったら、将来のために勉強して、自己研鑽に励むんです。それが、私の投資理論。

 

ただし、です。

いくら、何も考えずに、放っておけばいいとはいっても、ポジションを持っている以上、完全にほったらかしというわけにはいかず、上がったら売り、下がったら買いというような、リバランスが必要になってきます。

このリバランスは、けっこうセンスが必要。

暴落したから買いだ~、と思ったら、まだ下があったとか、暴騰してバブルだ~、売りだ~、と思ったら、またその上があった、とか。(結局、投資に足突っ込んじゃってるじゃん)(#^^#)

 

そんな、私の悩みを解決してくれる、信じられないような投資手法に出会いました。

ロボアドバイザー投資がそれ。

なかでも、ウェルスナビのロボアドバイザーは、資産運用にかかる全プロセスが自動化されたすぐれもの。

詳しくは、ウェルスナビのWebページに掲載されてますが、注目すべきはリバランスを自動的にやってくれちゃうこと。

なにが、ロボ?なのかは、よくわかりませんが、愚かな人間の感情を一切排除して、自動的にポートフォリオのリバランスまでやってくれるのであれば、正真正銘、何も考える必要なし。

さらに、Detaxと呼ばれる、リバランスの際に発生する税金も最適化してくれるらしい。

この話を聞いたとき、私は「これだ!」と電気が走り(相変わらず大げさ・・)、早速口座を開設し、入金してみました。

30万円から始められるので、30万円を入金し、毎月の積立を1万円に設定。

積立が1回分入って、合計31万円の入金状態がコレ。

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内訳も出るので、すごく面白い。おいおい、金(ゴールド)を買ってくれなんて言ってないよ(笑)

ちなみに信託報酬は1%。さわかみ投信のようですね。

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まだ、はじめてから一月たらずですが、現役世代の人間の投資にはベスト! そんな気がします。

個人的には、ビットコインなどの仮想通貨も組み込んだり、すっ高値の日本国債は一切排除してもらいたいな~、なんて思ってたら、ウェルスナビの資産運用アルゴリズムをのぞくと、そもそも投資対象に、上記2つは入ってませんでした。

外貨のまま出金できたら便利だな、なんてことも思いましたが、今はできないとのこと。

でも、次世代金融を席巻するフィンテック企業。そのうち、対応してくれるでしょう。

今は、米国株が高値更新中の日々。

リーマンショックからまもなく10年。世界レベルの暴落があるのかどうかわかりませんが、その時に、どう、ロボが判断するのか、興味津々です。

それにしても、こんな投資手法が現れては、従来型ビジネスの証券会社や銀行は、たまったもんじゃないだろうな・・・

そのうちに、証券アナリストも、ファンドマネージャーも、不要となる世界がやってくるのでしょうか。